【新松戸店】 プロジェクトK -新しいツリーに挑め!!-
2020/11/25
ー2020年、11月23日
日本中がいよいよ本格的な寒さを痛感し始めた夕方、動き始めた者たちがいた
ホンダカーズ北千葉新松戸店の有志たちである
一人、また一人とショールームに姿を現した彼らは、これから何をするのだろう
その現場に密着することにした
大きな段ボールを2階から降ろしてきたかと思うと、
すぐさま中のものを取り出しはじめた
そこで我々は気づかされる
これは”クリスマスツリーの飾りつけ”なのだと
一本一本の枝葉をしっかり広げていかなければキレイに見せられない
その動き一つをとっても彼らが新車ディーラー営業マンたる心意気を感じさせられる
1段終わらせたらまた1段重ねていく
ちなみにこちらのツリーは全6段のなかなかの高さだ
脚立に上らなければ上まで届かない
作業が始まること30分、そのツリーの全容が見えてきた
なかなかのインパクト、迫力である最後の1段をつけ終えたところを一人の男に声をかけた
この男、なんでも今回のツリー設置に関してのプロジェクトリーダーだそうだ
配置場所やこだわりなど、今年は強い思いがあるらしい
少し話を聞いてみた
―――今回のこだわりは?
―――毎年我々はクリスマスツリーを飾ります。
ですが、ツリーや装飾の傷みが激しく、見栄えもどうかなと思っていたんです。
今年はその装飾を一新し、イメージチェンジを狙いました。
あわよくばツリーそのものも買い替えも考えたんですが(笑)
そう語る彼は気の抜けた顔を締めなおすことなく作業へ戻った
いよいよその一新したという装飾を施しはじめる
金銀大小様々な丸い装飾をつけていく
作業が進むにつれいよいよクリスマスツリー”らしさ”が
見えはじめてきた
ここで一人のスタッフが姿を現した
名前は”まみっぺ”というらしい
新松戸店でも笑顔が絶えないスタッフであり、有名なブロガーだ
新松戸店でのクリスマスツリーの飾りつけに参加するのは初めてだそうだ
”最後の星は、私がつける”
これはかねてよりの彼女の秘めたる思いだった
作業が始まって1時間ほど
いよいよ待ち望んだ瞬間を迎える
思うようにつかない
必死につけようとすればするほど彼女を支える脚立が
グラグラと揺れ、見守る周りをひやひやさせたが
しっかりと星がついた
彼女は笑顔を輝かせた
無事にツリーも完成し、誰もいなくなって静かなこの場所に、
一人の男が近づいてそのツリーをじっくりと眺めていた
この店の店長だった
彼はツリーの明かりを見ながら
”いいね”
と言葉を漏らした
装飾も変わり、こだわりもあった
そのツリーはこの日から毎日新松戸店を
明るくしてくれる、大切な役割を果たしている
彼らは今日も1日、このツリーのもとで、働いている
文:イトス
この記事の感想:0
件
|